いつだったか、生徒のお父さんよりレッスンが終了した際に『先生、いくつか質問、いいですか?』と呼び止められたことがあります。
サクサクとひとつひとつの疑問にお答えしていったのですが、ひとつお答え出来なかったことがありました。。
それは、
『日本音名(ハニホヘトイロハ)はなぜ、イロハニホヘトじゃないのか?』
という質問!!!(・_・; オー!?
(私は一度も疑問に思ったことがなかったのです…。)
『うわぁー、それ言われるとそうですよね!!あー、なんででしょう!』←最後は逆に聞いてしまった…。
次にレッスンも詰まっているので、そんな感じでバタバタとその場は終了してしまったのですが、今日改めてその答えを調べてみました。
…以下、調べたらヒットした答え。文をお借りしています…
ドイツ語で「ドレミファ~」を表現すると、「CDEF~」です。現在では「ド、C」から音階を始める事が多いのですが、昔は「ラ、A」から開始する事が多かったわけです。(現代でも、ギターの音合わせは第2線の開放音である「ラ」で行っていますね。)
「ABC~」を単純に「イロハ~」の置き換えたため+現在との開始音の相違が相まって、ご質問のように「ハ」から開始する事になったみたいですよ
…だそうです…
これももしかしたら一説にすぎないのかもしれませんが、個人的には納得!すっきり!という感じ(^-^)♫
今度はこれを一説としてそのお父さんにはお伝えしようと思います。
レッスンに付き添われているご両親の中には、レッスンを受ける本人と同じように真剣に私の話に耳を傾けて下さり学ぼうとされている方も多く、このように鋭い質問がくると有難い気持ちになります。
今回のご質問のように、私自身もより深く学んでいかなくては!と気持ちが引き締まるご質問も多く、講師も生徒(や、そのご両親)と共に日々学ばせていただいているのだなと思います。