7月に人生を揺さぶられるような大きな出来事があり、それでもレッスンの仕事や忙しい日常に追われて、気付けば一歩一歩前へ進んでいました。
余計なことは考えずとも、目の前のことに誠実に取り組むだけでいつの間にか時が解決してくれることってあるんですよね。
しかしながら思い出してしまうと今も精神的に大きなダメージはあるものの…生徒の皆さんや付き添いで来られているお母さんたちの温かい励ましによって心の通った今までどおりのレッスンが出来ていることに感謝しかありません。
以前演奏の仕事も常に複数抱え、音楽教室の講師業も2つ掛け持ちして教える仕事も常にいっぱいいっぱいだった頃、何のためにここにいて、こういう仕事をしているのかが分からなくなることもありました。
でもそんな中でも、とてもありがたいことに、自分の演奏や指導を必要としてくれる人がいることに気付ける瞬間があり…
そういう”点”を一歩一歩進みながら繋いで”線”としていったことで、今に繋がっています。
必死にやってきた頃の思い出は、時と共に風化してしまうこともありますが、私の場合は”演奏”の記録として、また指導した生徒の今の成長や活躍ぶりで、双方ともかけがえのない”形”として残ってくれています。
そんなことを考えさせてくれたのが、
https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/1236317/?s-id=step0_sp_itemname
録音で私がかつて参加したこの作品。
Amazonでは録音当初から発売していたのは知ってはいたものの、楽天でも発売されていたとは!!(驚)今日まで知らなかった〜。
あ、Amazonはこちら。↓
テューバは、低音楽器でオーケストラにおいてもメインのメロディパートを受け持つことが少ない楽器で目立たないことも多いです。
しかし、こちらのCDのテューバ奏者である藤田氏(かつての音高、音大時代の同士。シンガポール交響楽団主席奏者まで務めた強者です)の繰り出す世界観は今までテューバを知らなかった方にも奥深さを伝えることの出来る楽しい1枚となっております。監修されてるのもロジャーボボ氏(※ジャケ写真参照)。
同氏を私は大変失礼ながら、藤田氏から話を聞くまではどれだけスゴイ方なのか存じ上げなかったのですが、テューバの世界ではカリスマ的存在の指導者とのことです(お会いした感じはめちゃ気さくな、ボケ連発のノリの良い方でした)。
横浜のみなとみらいホールで1日缶詰で(眉間に皺寄せながら)録音したのが懐かしい…。
要求されるものも大きく、厳しい中にも、非常に達成感のあった録音でした。
ご興味のある方、ぜひ聞いてみてくださいね!^_^
…あー、なんかだらだら真面目に語ってしまった。。
今度はラフな記事書〜こうっと。(笑)