澤田みづえの音楽活動ブログ

Spring Concert 大盛況のうちに無事?終わりました!!

先日予告したとおり、ようやく年に一度の発表会が無事?に終了しました!!立ち見になるほどに色々な方にご来場いただき、生徒さん達もさぞ満足な演奏会だったのではと思います。お天気も良くて、出演者の皆さんの可愛らしい衣装も来る道中で汚れなくて良かったですね!

今回は4人の先生の生徒さんが集まっての合同の発表会で下は5才〜上は大人の方までと20人くらいの出演者数ながらとっても賑やかな雰囲気でした☆
私の指導する生徒からは今回は4人だけの出演となりましたが(本当は5人だったのですが、当日最後に弾く予定だった大人の生徒さんがインフルエンザで残念ながら欠席となってしまったので・・・)みんな満員の客席を目の前にして自身の緊張と戦いながら本当によく健闘してくれました!!!

女の子は普段ボーイッシュな格好を好む子もこの日ばかりは髪やドレスを精一杯女の子らしく可愛らしくしている姿がとても微笑ましく、男の子はいつも以上に凛々しく見え、生徒を舞台袖より舞台に送り出す瞬間まで一緒にドキドキしながら、彼らが弾くときにはずっと舞台裏でモニターを見つつ”頑張れ!!!”と陰ながらエール(念力?)を送っていました。

発表会は年に1回のお祭りで、生徒さんのご家族にとっては本当に大切なイベントなんだな〜と今回の発表会で改めて思いました。写真撮影の時もご家族の皆さんが微笑みながらわが子を誇らしく眺める様子に私もなんだか嬉しくなってしまいました!

どんな演奏をしたかではなく、どんな努力をしてきたかでその演奏の完成度は違うと私は思います。音楽の演奏には本当にその子の性格や、生活態度が
恐ろしいほど出るものです。不器用だけど真面目にコツコツやる子、練習は嫌いだけど先生の言う注意は忠実に守ろうとする素直な気持ちの子、恥をかきたくないというプライドが高く一所懸命に出来ないところを丁寧に練習する子・・・などどの生徒にも長所があり、やはり今回もそれが生かされた演奏をしていたように思います。

今回の経験や残った気持ちが勉強や他の事にも必ず生かされていくと思います。(なぜなら私自身の子供のころもそうだったからです。)
ピアノはたった一人で舞台に出て行き、演奏が始まったら誰にも助けてもらえないという点で孤独との勝負ですが(その前の段階の練習においても、最後はどれだけ自分に厳しくできるかという点で孤独との戦いだと思いますが)どんな小さな子でもこれまでやってきた努力や費やしてきた時間や自分自身を信じて舞台に出て行く・・・発表会はドキドキして緊張するから嫌だという子もいると思いますが、やはりどんな子にも必ず通る試練として必要な事だと思います。

ピアノをやっているからこそ体験できる事を、私たち講師がこのような形で与えてあげられる事が、私達講師の喜びでもあります。

ずっと裏方にいた講師達はよく知らなかったのですが、今回は立ち見が出てしまったようでこの次はやはりもう少し広い会場にするべきだねと嬉しい反省も出てしまったくらいなので、来年参加される方はもっと広い会場にする予定です!!!生徒の皆さんも今年以上にたくさんのお客さんを集めてくださいね!!!

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※会場が狭くスタインウェイのフルコンが入っていたので、私が講師演奏で弾かせていただいたショパンの革命エチュードは自分であまりの大音量に弾きながら”地割れがするのでは!!?”と思いました
しかしながら、軽いタッチでもどこまでも音が伸びていくあの感覚は良いピアノならではですよね!!!まだ指の力が弱い子ども達にも弾き易いピアノだったのでは?と思います。