澤田みづえの音楽活動ブログ

自分への宿題

おはようございます!

今朝は本当に良い天気。オミクロン株の感染者数が爆増でまた学校もなくなったりしている子もいて心配過ぎますが、今日の雲一つないこの空のようにすっきりとした日が来ることを願って…。

さて突然ですが、皆さんにはやり残して気になっていることってありますか?

私はあります。

歳を重ねてきたせいか(←小声で。)最近特に自分の人生においてやり残したこと、そしてこれからやらなくてはならないと感じていることを常に意識して生活するようになりました。

…ということで、今年に入ってからYouTubeに動画をアップしたりはしていますが、一番やらなくてはならないと感じていること。

それは、

過去に中途半端になっている曲を最後まで譜読みして、仕上げること

うー。。これは、相当胃が痛いです…。(笑)

趣味の方も誰かが弾いた曲を聴いて→

『うわー!この曲良い!弾きたい!』と盛り上がり→

『さあやるぞ!)^o^(』と意気揚々と楽譜を買って、ピアノの前に座る→

…1週間後…

挫折して、気持ちが萎えて、楽譜放置…チーン。

みたいなことって、よくありませんか?

…プロでもそういう曲、実はわんさかあるんです。

最初はたしかにやろうと思った(子供のいいわけみたい(笑))んだけど、自分の計算よりもなかなかうまくいかない期間が長いとか、気分が乗らなくなったとか、本番が迫ってきて違う曲を本格的にさらわなくてはいけなくなって時間がなくなるとか…そんな諸々の理由で放置して、結局弾けるところと弾けないところがまだらな状態でそのまま何年〜何十年みたいな。

最近、そういう楽譜が『おーい!私ここにいるけどー?』みたいに呼びかけてくる感じがして、本棚にあってもすごく異彩を放ってくるんですよね。(笑)存在感!

今まではそういう存在を認識しても『うん、わかってる。』って、その直後に違うところを向いてその存在をあまり気にしないで生きてきたんですけど、なんかそれが気持ち悪いなと感じるようになってきたんです。

数年前に他界されて今は天国にいらっしゃる師匠や、ハンガリーで活躍されている師匠、日本にいらっしゃるけど私の母校の音大で学長もやっておられるお忙しい師匠…幸せなことに私には尊敬すべき師匠が何人もいますが、その全ての師匠の教えに恥ずべき演奏人生を送らないよう、私も前に進み続けたいなと思っています。

レッスンに週一もしくはは週二以上で通っていた学生時代とは違い、今は自分の勉強してきたことや、得た感性、また様々な演奏スタイルを持つ師匠たちに伝授されたアドバイスを元に、自分で0から立ち上げてやり遂げなければならない孤独さはありますが(笑)それもきちんとこなして、少しでも多くの方に演奏をお届け出来るよう精進してまいります!

作曲家、曲の難易度により発表できるまでの期間は異なりますが、出来上がり次第、皆さんの参考にもなるようボチボチYouTubeにアップしていきます。←今、自分にプレッシャーをかけてます。(笑)

ピアニストの自分への宿題、誰からも強制されず、いついつのレッスンまでにここまでやらなくては…というプレッシャーもない中、自分がどこまでやれるのか…。

はっきり言って、不安しかないですが。