澤田みづえの音楽活動ブログ

…調子の良くない鍛冶屋…

こんばんは!

好評をいただいております、ピアニストの宿題シリーズ。今夜、第5弾を配信させていただきました♫

この曲、全然使い込んでいないのに、楽譜が経年劣化でかなりボロボロでして。

遡ること、大昔の小学4年の時、ヤマハ音楽教室から東京音楽大学附属ピアノ教室へ移る直前に、ヤマハの先生に専門科コースの卒業コンサートで弾くようにと指示があった曲がこの曲でした。すでに何年か前に歳上の女の子がコンサートで弾いていたのを聴いたことがあり、いつか私もあの曲を弾くようにと言われたい…と憧れていたので、それはそれは本当に嬉しくて…♫

なのに、東京音大の教室の方の入室試験の曲を練習することを優先させることになり、ヤマハの卒業コンサートには出られないことになってしまい…。。(´;Д;`)無念。

夢だったこの曲は”楽譜を買った”ということ事実だけを残して封印され、気合いを入れて練習する時間や機会がなくここまで本棚の奥底にしまわれていました。

時をだいぶ経てしまったものの、お披露目の機会を得て本当に嬉しいです!!←遅すぎた発表会…。

今回、”調子が全く出ない鍛冶屋”(笑)から、装飾音や強弱、音質、曲想に至るまで納得できるよう突き詰めて練習していたら、4時間かかってしまいまして。

あの時(小4)弾いていたら、どんなに楽に弾けていたんだろう(←考えも浅いので)なんて、そんな安易な考えが脳裏をちらりと横切りましたが。(笑)

この曲を演奏出来る喜びと、この曲を演奏する楽しさが聴いて下さる全ての人に伝わりますように…。