澤田みづえの音楽活動ブログ

昨夜の配信曲

こんにちは!だいぶ春めいて来ましたね!昨年の桜開花からもう1年なんて…自分はその間冬眠していたんだろうか…?と思うほど、年々このサイクルが早く感じます。。

それと同時に、私自身も、そして生徒の皆さんも花粉騒動でもうてんやわんや…!私も重度の鼻詰まりの声を出していて、生徒さんに突っ込まれることもしばしば。。

しかし、最近は小さい子供の生徒さんでさえ、体調が悪いのがなんとなく花粉のせいかも…ということがレッスンで何度かあり、『先生、レッスンの前に天気が良いので公園に連れて行ってしまいました。。体調不良(花粉の『そのせいでしょうか…。』と、反省されているお母様もいらっしゃったりして(笑)…。

…と、まぁ、体調不良のその時々の花粉の関わり方は人それぞれでよく分かりませんが、花粉症重症患者の私からすると、花粉症は普通に微熱も出るし、頭痛とかそういう体調不良も引き起こすので油断はなりませんね。。

さて、気持ちを切り替えまして。

昨夜、ピアニストの宿題第6弾を配信致しました!

今回の配信曲は、

メンデルスゾーン作曲/無言歌集より”二重唱”

です。メンデルスゾーンはドイツで1809年に生まれ、1847年没(た、短命だ。。)…の作曲家です。

無言歌集には今回の練習した曲”二重唱”の他、”岸辺にて”など、大変美しく平和な情景を連想させる曲があります。”岸辺にて”は、難易度はそれほど高くはないのですが、なぜか音大生の試験曲の”ちょい足しの曲”(音大においての実技試験曲は、自由曲の場合には時間の指定があるため、何かもうちょっと弾かないと短すぎるな…ということが多々あります。そういった時にこういう練習の負担が比較的軽めの曲を用意する必要があります)として、この曲を指定する先生が多いように思います。

“無言歌”という名の通り、まさに”歌詞のない美しい歌”として、メロディが頭に残るような美しさが特徴的な曲が多い曲集となっております。

しかし、今回の配信曲はyoutubeでのサムネイルにも出していますが”これってホントに二重唱⁉︎”と思ってしまうような、どさくさ紛れの容赦ない多重唱なので(笑)、二重唱だったら余裕だろう…と迂闊に手を出すことは厳禁な曲だと思いました。バッハなど、バロック音楽の多重旋律に慣れている人であればコントロールは出来ると思いますが、なかなか仕上げとなると難しい部分も多々ある曲になっています。

コロナだとか、遠いどこかの国では戦争だとか、もうすぐ東日本大震災の起こった日になるとか…心がざわざわすることが多くありますが、この曲で少しでも癒される方がいますように。。