澤田みづえの音楽活動ブログ

この時期になると。

この時期になってくると生徒達もなんとなくソワソワとしてきます。
レッスン中は、今年のクリスマスに向けての意気込み(たとえば”プレゼントは何が欲しい!!”とか、”今年こそサンタクロースを捕まえて友達に自慢する!!!”など。)を楽しそうに語ってくれています。

11月頃からは学校の音楽会で伴奏を任される子や、3月に向けて
卒業式で歌う合唱の伴奏を任されたりする子も生徒の中には多くでてきて、
毎年そちらの指導にも私は追われております。(場合によってですが、かなり出来ていない子にはレッスンの中で家でやるような練習を手伝ったりもしています。笑。)


学校の行事で演奏する曲の生徒の楽譜は、私にとっては初めて見る曲でとても新鮮だったり、もしくは学生時代に私自身が伴奏を任された事のある類のとても懐かしい曲だったりするので、この時期はいつものレッスンとは一味違う息吹を取り入れながら私自身とても楽しんでレッスンしております。

今日のレッスンは
「今度学校でクリスマス会があって、その中の隠し芸大会でジャズを
演奏する事になった。」という子や、自分の作った曲をもうじき発表
する子、6年生を送る会という学校の行事で伴奏をする事になった子・・・などそれぞれ事情を抱える(笑)子達で、私に指導を求めてきた譜面のジャンルもほとんどジャズやポピュラーなどでした。

最初は「ここの音が違ってるよ」とか「ここの指使いはこうやらないと音同士が繋がらないでしょ。」などと基本的な演奏指導のみにする予定だったはずが、もともと私はジャズもポピュラーも好きなので自分で演奏している内に段々と楽しくなり、ジャズに至っては「より面白く!より良い演奏に!」とばかりに楽譜に書いてない事までに手を出し、あれよあれよとアレンジまで指導する始末。(アレンジの結果、生徒にとっては弾くのが困難になっています。笑。)

というわけで、世間がなにかと浮き足だつこの季節は、ピアノのレッスンでさえもいつもと一味違うのでした。指導した曲の成功、祈ってます!!