最近、お花屋さんが気になるようになりました。

お花というと、仕事柄リサイタルのときなどにお祝いで頂く事が多いのですが、最近自分でもお花屋さんなどに出入りして、テーブルにちょこんと飾れるちょっとしたお花を時々調達したりするようになりました。

身近なお花屋さんで今一番気に入っているのは青山フラワーマーケット。
珍しいお花や私好みの微妙な配色に呼ばれて、なんとなく近くを通った時にはフラリと入ってしまいます。
出張レッスンの帰り道に乗換えで降り立った駅”北千住”で、こちらのお花屋さんに今日もまたお世話になりました。
どれもこれも可愛らしいお花の中で迷った挙句私が家に連れて帰ったのは・・・

今が旬の紫陽花！こちら、紫という字が入っている花の名にふさわしく、本当に綺麗な淡い紫をした花びらで、美しいです♪
我が家の花瓶は茎の長さに微妙にマッチしないものばかりだったので、迷った挙句に自家製のジャムを煮詰めた後などに入れる大きなガラスジャーを利用。なせばなる。

ヨーロッパに住んでいた時には知人・友人の家などに訪ねる時にはチョコレートやお花を持っていく習慣があったので、街にはとても可愛らしいパッケージのチョコレートを売る店や、気軽に一本から買える色使いの可愛らしいお花が並ぶフラワーショップが多くあり、よく覗いていました。

青山フラワーマーケットの楽しいところは、そんなヨーロッパの花屋を思い出させるような自由に楽しめるお花屋さんだということ。
お花は全て自分で思い思いに摘み取る事が出来て、これぞ幸福なセルフサービス！店員さんに申し付けるシステムの気取った花屋だと「あー、さっきはこっちだと思ったけど、今はこっちも気になる〜。やっぱりこの色にはあの色を組み合わせてみたい！」なんていう事も「でも、さっきも替えてもらったから、いまさらやっぱりこっちのお花に戻します。なんて言えないし。」と店員さんに気を遣ってしまいますが、ここなら誰にどんな顔をされる事もなく、楽しく草原でのお花摘みの感覚でお花が買えてしまうのです！

テーブルセッティング用の小さなブーケが1,000円以下のプライスで手に入るのも嬉しい限り。
この紫陽花を楽しんだ後には、南国にあるような元気なお花が欲しくなるのかも。
もうすぐ、夏休みの７月ですね。