いよいよ発表会が近づいてきました!
今の時期になると、多くの生徒が
「せんせ〜い••出来ていたはずのところが今になって弾けなくなってきた〜」
と訴えるのは毎年のこと。(笑)
本人は気づいていないのですが、こういった場合には
ほぼ100%の確率で体や心が緊張をしてきているのです。
呼吸が速く浅くなっていたり、またいつも呼吸していたところで呼吸できていなかったり
•••と、その子によって様々な理由ですが、共通していえることは緊張している時の体は
自分の体なのに借り物の体のようになっているということ。
それを認めてしまって
「あ。そうか!緊張しているんだな、私は。じゃ、呼吸をしっかり自覚してやってみよう。」
と緊張を自覚すること。これがまず大事です。
これを「いやいや!自分は緊張してないんだ!」などと思ってがむしゃらに練習してみても
調子の悪いまま本番に突入してしまう可能性大!なのです。
これはいつも生徒に声かけしている事なのですが、緊張はそうそう長くは続かないそうです。
なので、あらかじめイメージトレーニング(本番の舞台に自分がたつ事をより明確に想像すると
良いです。)をしっかりしておいて体を早めに緊張させておき、実際の本番の時には緊張は既に
解けている•••というのが理想です。
発表会、みんなベストの状態でお会い出来る事を楽しみにしています!