発表会へ、もう残り少ないカウントダウンが今年も始まりました!
生徒のみなさん…嫌な時期ですね〜(笑)。
今年の開催は7月3日(日)。
毎年発表会前の二週間前ほど、そう、今ぐらいの時期になると様々なことを生徒たちは口にし始めます。
『デキテイタはずのところが最近急にデキナイ』
『暗譜が、アブナイ』
そしてみんな口々に共通するのは
『緊張は、してないんだけど!』
…。
いや、それは緊張です。(断言!)
その緊張を受け入れないと、現状(このなんとも危うい状態)は打破できにくいです。
緊張を認めてしまってから、さて本番に向けて何を心がけるか?と新たに作戦をたて、人前でいつもどおりの自分の演奏をするためにはどうしたら良いかを落ち着いて考えていきましょう。
この時期たいていどの生徒にもあてはまるのが、演奏中の呼吸の意識の希薄さ。
普段、『息を吸った〜吐いた〜吐いたからまた吸う〜…』などと意識することが少ないように、意識せずとも自分にとって心地よいと思える演奏中には最適な呼吸を自然としているものです。
大切なのは、この自然な呼吸を(例えば、どのフレーズのタイミングで…とか、ブレスの仕方が浅いのか深いのかなど)どうやって普段していたのかが緊張している脳の中でも思い出せるかどうかだと思います。
フレーズをしっかりと歌い、呼吸することは目先や手先など表面的なことにとらわれがちな本番前には意外と抜け落ちてしまうもの。
まずは、しっかりここをポイントにしてみてくださいね。