発表会の選曲…小さい時から、
今回は一体どんな曲を弾けるのかな？
と、ワクワクしていたものでした。

発表会当日は周りのお友達が弾く曲が
好みの曲だと、今度はこの曲が弾いて
みたい！と憧れて、またワクワク。

大袈裟ではなく、今後のピアノ人生を
左右するかもしれないくらい、
一回一回の選曲は真剣勝負だと思って
います。

私が講師になったばかりの4月頃のこと、働き始めていきなり3ヶ月後に
迫った夏の発表会で弾く生徒達の選曲
をしなくてはならない状況となった
あの日、、
本当に困惑しました。。(⌒-⌒; )

あれから月日は流れ、他の先生方の
選ぶ曲を参考にしたり、楽譜を片っ端 からパラパラとめくりつつ手探りで
さがしたりしながら、どうにか発表会に
ふさわしいプログラムを思いつくようになってきました。。
（でも、今でもかなり大変な作業のひとつです）

生徒の雰囲気や好みに合っていて、
レベルもちょうど良く（これに関しては色々な考え方の先生が いらっしゃると思うのですが、、私はその時の生徒のレベルよりも少しだけ上を目指すよう、いくつかその生徒にとって乗り越えて欲し
課題がある曲に取り組んでもらうよう
心がけて選曲しています）

選曲の際にはyou tubeや私の演奏
（ほぼ初見状態）の演奏が多いのですが…(^^;;）を聴かせた上で、

『どの曲が一番好きだった？
どれを弾きたいかな？』と聞くと

大抵you tubeで聴かせた曲よりも、私の（初見）演奏の方の曲を選んでもらえるので、やはり生で聴く効果はすごいな…と。。(^◇^;)
音楽はナマモノなんだとつくづく
思います。

本日は中学生の生徒さん、私の演奏
したメンデルスゾーンの”岸辺にて”
の旋律の美しさをかなり気に入って
くれた様子でした。

心から気に入った曲は大切に扱われ、
練習にも熱が入り、必ずや良い結果
をもたらしてくれることでしょう♫

すべての生徒さんがなるべく自分の
好きな感じの曲が与えられるよう、
選曲頑張ります！