澤田みづえの音楽活動ブログ

大雨洪水注意報

おはようございます‼︎今朝から練馬区も土砂降り、大雨洪水注意報が発令中です〜。夜干ししていたビショビショの洗濯物を室内に取り込む作業から今朝はスタート。

さて、この前のレッスンの話。

その子は小学低学年の女子で、まだピアノ歴も1年以内と浅めなのですが、入会後はいつも頑張って練習してくるため上達も速い方だと思います。

ただ最近は良くも悪くもレッスンや私に対して慣れてきてしまい、そこをお母様は気にされているように感じます。

私は基本的に躾の部分に関してよっぽどレッスンに支障がない限りはその場のお母様の雰囲気を感じ取り、各ご家庭にお任せし、生徒に怒るようなことはありません。

ただ先日いつも私が与えた宿題よりも沢山予習をしてきてくれるその生徒。いつもあらかじめ弾きだす前に『今日はどこまでやってきた?』と口頭で説明してもらっています。(あまり沢山ありすぎると、他の教材まで行かずに終わってしまったり、レッスンの進め方にも影響があるため)

いつもは『ここまではやってきた。でもここからはやっていない』と説明してくれてから弾きだすのですが、その日は『ここまでしかやってないでしょ!(わかってて言わないでよ!)』と強い口調で言われたので、それまではお母様が毎週その子の私に対する態度など目に余ると注意をされていたのですが、初めて私が『それは、先生にはわからないよね。おうちでどこまでやってきたかは、先生には説明されないとわからないからね』と諭しました。

その子は頭の回転の良い空気の読める子なので、すぐにハッとした顔になり、『そうだね。。』となりましたが。

それを見たお母様、冷静に

『…わかりましたか?』

とお子さんに一言。

『さ!レッスンしましょう♫』とすぐに切り替えましたが、心の中ではお母様に対して『オー!(拍手喝さい)』となっていました。

ご自分のお子様が目の前で注意をされた時の態度で、そのお母様のその子への愛情やレッスンに対しての深いご理解があると感じたからです。

親子のその受け止め方を見て、本当に今回はその子のために言ってみてよかった…と感じましたし、これからもしっかりとその子の成長をお母様と見守っていかなければという責任も改めて感じました。

愛があるゆえに、たまに先生からの注意を否定的に捉えてムッとされる親御さんもいるかもしれませんが、私が接している限り現在お通いいただいている生徒さんのお母様方は皆さん何かあればきちんとお話できる方たちで、お子さんに何かあれば瞬時に注意をしていただけるので本当に助かっています。。

いつもレッスンに多大なるご協力をいただきまして、ありがとうございます。