こんばんは!
先月29日に発表会が終わってから、何度もアップを試みたのですがなぜかブログが投稿できず…(*_*)
再度トライ!の本日です(_ _).。o○
結論から申しますと…先月29日に行いました発表会、みんな頑張りましたー!(軽!)
レッスンでは本番前日までヒヤヒヤした生徒も本番には実は強かったりと意外な一面を見ることももちろんありましたが、殆どの生徒に関しては最後の追い込み方や日頃からのピアノへの愛(!)がモノをいうな…と当日の演奏を見て改めて思いました( ̄▽ ̄)
殆どの生徒を見た感想としては、やはり1回目より2回目、2回目より3回目と回を追うごとに色々と積み重ねて来た分、場馴れはしているように思います。では”場馴れ”とは何なんでしょう?
私のここで云う”場馴れ”とは、本番までの準備段階で大勢の聴衆の前での本番を意識して毎日練習できるかということです。これにはとても想像力も必要です。そして、忍耐も!
やはり一人での練習は、自分との戦いです。自分に甘い人には難しい作業なのです。ひとつの課題曲と向き合う時、時には研究職のような緻密な分析力も必要ですし、分析した後には”じゃあ、自分はどんな演奏をしたいか?どんな音を出したいか?”と考え、その音や動きを実現するために日々トレーニングをしなくてはならないのです。
そして、最終的には対自分だけでなく、演奏を届ける人たちに対してその曲を通してどのようなメッセージを届けるのが正しいのかを判断し、演奏する…ざっと思いつくだけでこれだけあるのですから、練習はきりがなくプロからしても収拾がつかないのです…(@_@)
よく私が本番間際に生徒たちに言うのが、”芸術はきりがない。(上を見ても、下を見ても!)本番直前まで出来ないことに関して諦めないことはもちろん大切。ただ舞台の幕が上がる日は決まっているし、その人それぞれにどうしても演奏能力や音楽性に限界はある。それならある時から開き直って、私はこの演奏で今回行く!と線引きして堂々と発表すべきじゃないか?
ここも、あそこも出来ていない…とマイナスなことばかり考えて自信をなくしてしまっている人の演奏は小さくまとまってしまうし、人の心を打つことは出来ないと思う”といったことです。
よく例えるのが絵画なのですが、名だたる画家たちも締め切りの日を迎えたり、自分で”完成!”とある時に決断したからこそ名画を産み出せたのだと思うのです。どこかで線引きしないと、永遠に塗り直して逆におかしくしてしまう時もあるかもしれない。ただ名画として後世に残っているものは、そういった葛藤を乗り越えたものたちだけ。芸術とはそういうものだと私は思っています。
そういった意味で、今回私の生徒たち27名が演奏した発表会はみんながオンリーワンの演奏でその日に全ての力を出し切ってくれた!と感じ、来た人に感動を与えたものと思います。
本当に私は良い生徒たちに恵まれて幸せだー‼︎(^○^)♫と改めて思った発表会でした。
みんな、熱演をありがとう!!!
はぁ、、珍しく真面目に語ったら、肩こりました〜(笑)