本当にお疲れ様でした。

去る3/28（日）…

トラブルもなく、みんな無事に（演奏が無事にいったか、いかないかはそれぞれの胸にしまってありますね…）演奏を終えて、晴れ晴れとした表情で会場を後にしました。

当然ながら本番までに練習を悔いなく頑張ったか、いまいち頑張りきらなかったか…というのは本番の演奏の出来を左右します。

しかし頑張ってやって来たのに、本番でいつも以上に集中しすぎて没頭してしまったが為に『あれ？！今どこ弾いてるんだっけ！？』と素に戻った時に暗譜をハッと忘れてしまい、真っ白になってしまうということもありますね。。私も何度となく経験していますが、これホントにコントロールが難しいんですよね。。私は本気で舞台には魔物が住んでいると思うので（←怪しい信仰の持ち主ではありませんよ。笑）いざ蓋を開けてみないとその時起こりうるトラブルの予測なんて出来ません。

今回、今まで頑張ってやってきたけどそういう感覚に襲われた生徒もちらほらいたように思います。リラックスなんて、いつもの環境とはまるで違う本番で出来るわけないんですよね。私もこの世界長いですが、リラックス出来たー！楽しかったー！！と思うのは、ソロではなく室内楽や2台ピアノ、伴奏という責任分散型（←言い方。（笑））の誰かと一緒に演奏するときだけです。あとは精神的にはガッチガチで、みなさんとなんら変わらないです。

ただみなさんと違うところがあるとすれば、本番の数を無数に積んできている経験から、練習の時から『本番は緊張して当たり前だ。』という気持ちで事前に冷静に受け止めていることかもしれません。緊張することが当たり前なら、それじゃあ緊張している時にどこで落ち着くか？呼吸は？身体の重心は？手のポジションは？……などなど、考えすぎでしょ！と人から突っ込まれることも多々あるくらい考えて考えて、楽譜にも書き込んで練習しています。（ド緊張するとその全てが吹っ飛び、とにかく指を動かすとかそういった目先のことに気持ち行きがちなので。戒めのために書き込んでます。）

『こんなコロナ禍の中でホールで弾けて嬉しかったです』『発表会の曲への取り組み方で日々のピアノとの向き合い方が変わりました！先生のおかげです』『また成長が見られた発表会でした。我が子ながら頑張ったと思います。感動した〜！（涙）』などなど、今回の発表会もとても皆さんにとって開催して良かったのかなと思える内容の感想をいただき、本当に私は生徒たちに恵まれて幸せ者だな…と思いました^ ^改めてこちらこそ、有難うございました！！！

来年度の抽選会はまだまだ当たるまでどのくらいかかるか未定ではありますが（笑）、皆さんの開催への希望を携えて頑張ってまいります！！！