澤田みづえの音楽活動ブログ

フランス組曲/J.S.Bach《前編》

本日は、先週YouTube配信させていただいた曲、フランス組曲第5番ト長調について。(前編)

“組曲”という題名の通り、舞曲アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ブーレ、ルール、ジーグと名前のついた異なる拍子や雰囲気で作られた合計7曲の構成になっています。

この曲を含めJ.S.Bcchによりフランス組曲は全員6曲残されているものの、この組曲の構成曲はどの曲をとっても魅力的で演奏者も聴く人も飽きさせることがないと思います。

特に冒頭のアルマンド。私がこの曲と出会ったのは小学5年生の時で、同じ門下生である1つ上の男の子がそれはもう音楽性豊かに美しく弾いているのを(その男の子は、その年にその曲が課題曲の全日本学生音楽コンクールにて、奨励賞を見事受賞していました!)レッスン室で聴いて…そのメロディの美しさに一瞬で心奪われました。←今思うと、その男の子が上手だったから尚更、ですね。(笑)

もちろん、当然ながら”私もいつか弾いてみたい…!”と強く思いましたが、私が小学5年生から在籍した東京音楽大学附属音楽教室というところは、前期と後期で1年に2度大きな実技試験があり、その他、先生に出場するように言われたコンクールには必ず(!)参加しなくてはならない暗黙のルールもあり(笑)、これらに用意する曲はもちろん全て先生が決めて下さるので、日々その課題をこなすのに必死で、”息抜きでも良いのでこの曲をやりたいです!”なんて、到底言えるはずもなく…。。

そうこうしているうちに時は経ち、音高、音大と益々試験、コンクールの課題に翻弄されてどんどん時間的余裕はなくなり、気づけば大人…。はやっ!

ということで。

大人になって大きなリサイタルを開催する機会を与えていただいた時に、冒頭であのバッハを弾きたい…!と強く思ったのでした。。←長い…。(笑)

少々長いので、後編へ続きます!