今朝は雨。
しかも結構大降りで、月曜日からやめておくれー!!と心の中で叫びつつ1日が憂鬱にスタート…。
そんな時、ラジオから聴こえてくるパーソナリティの方の、
『今日はシルバーグレーな東京を楽しみましょう』
の一言で、
シルバーグレーか。。確かに。
と、ちょっと救われたような気が。
…言葉の持つ力って、凄いですよね。
どんな言葉も投げてしまうと、相手に瞬時に届く。そして、その方の心境により色々な受け止め方。受け止め方の制限は、投げかけた側には出来ない。
だからこそ、いつでも正しくこちらの意思が伝わるかは分からないけど…。
相手のことを思ってのアドバイスはいつでも正しく、自分の意図のそれ以上でもそれ以下でもなく、相手に出来るだけ心地良く届くよう言わなければいけないと思います。
レッスンは、狭いレッスン室という閉鎖的な空間の中で、いかに生徒さんの意思を尊重していくべきかを講師は常に考える事が大切だと思っています。
生徒さんが願っている演奏(理想)と、今抱えている問題点(現実)の2つに目を向けながら、より良い演奏を目指すべく講師と生徒さん二人で模索しながら、話し合いながらレッスンは進めるべき。
この理想と現実の双方は、どちらかが抜けても絶対ダメ。そして、講師の独りよがりのアドバイスは絶対ダメ。
生徒さんは一人で上達するわけではなく、私たち講師と一心同体で演奏を高めていく事を忘れてはいけないと思っています。
最近、他教室のピアノ講師の困った話を聞く機会が多く(笑)その都度我が身を振り返り、自分は生徒さんたちの上手になりたいという気持ちに寄り添えるよう常に精進しようと心に誓っているサワダです。