澤田みづえの音楽活動ブログ

ブルグミュラーコンクール①

こんばんは!

当教室の生徒、昨日のブルグミュラーコンクールにて見事予選を突破いたしました‼️👏♪🎵

Kちゃん、おめでとう‼️😆

いやー、良かった‼️安心しました😮‍💨

Kちゃんは導入期から当教室に通っていただいていますが、今回が初めてのコンクール挑戦でした✨

出場した部門は、高学年の部。(彼女は小学5年生)

先月出演した発表会の時に演奏した曲とは、別の曲での挑戦!

この短期間の間に、コンクールの曲のピークをこの本番に持ってきた経験は、きっと今後にも糧になることでしょう😊

お母様が動画を送ってくださったので演奏を確認したところ、とても良い表情で、終始楽しそうに演奏していたのがとても印象的でした。

音が弾むような感じで、この場所で弾けていることが幸せ‼️と言っているかのような。この表情や音色が、今回演奏した曲ととても合っていて良かったです😌

コンクールは(特に日本においては)昔からノーミスに近い形で弾かないとダメだとか、技術面に重きが行きがちです。

しかしたとえコンクールと言えども、”つっかえないように”とか”ミスタッチをしないように弾く”というところが最終目標となると、そもそもなぜピアノを弾くのか?という本質が見えなくなってしまいます

そのラインはとうに超えて、本番の時に”なぜ自分がその曲を弾くのか?どういう思いで、聴いている人に向けて何を伝えようとしているのか?”まで考えが至るような演奏者になった時、はじめて審査員の先生を始め会場にいる聴衆の方たちの心を打つ演奏が出来ます。これは子供たちのような年齢の演奏者でも、共通です。

短期間で仕上げていく必要のあるいつもやっている教本の練習曲等とは違い、一つの曲をじっくり掘り下げて、鉛筆で書いては消し書いては消しするように、『あーでもない、こーでもない』と必死にもがき、曲と向き合うことで、自分とも向き合う経験が出来ます

幼い年齢から本人の意思とは関係なく、コンクールに大勢の生徒をとにかく出すというのは私のポリシーと反しているのですが、自分と徹底的に向き合う経験が出来るレベルに達するのであれば、(もしくは、そうなりたいと願うのであれば)私はいつでも全力でコンクールに向けての全力指導をします!

コンクールに向けてのレッスンは、通常のレッスンとは内容がかなり異なります。

では”コンクールに向けてのレッスンとは?”という話については‥また別の機会に書きますね😊