こんばんは!
昨年の暮れに、バッハコンクールを受けた当教室の生徒が本選へ進めることとなりました!
この生徒はブルグミュラーコンクールに引き続き、昨年度2回目の本選出場の快挙です!
kちゃん、おめでとう!!!😊

このバッハコンクールで、彼女にはインベンションに初挑戦してもらったのですが、他の作曲家とは違った奥深さがあるので、小学生が取り組むには課題が多すぎるのです😅
私は相手が小学生でも、コンクールの上位を狙う場合には、音大生に言うような内容をとにかく容赦なく詰め込むレッスンをします。なので、今回も例外なくかなり細部にわたり、指導しています。
なので、ご同行いただいている生徒の保護者の方には、私からレッスン中に指示される細かい注意を全て取りこぼさずに記入してもらうような、少しも気の抜けない常に緊張したレッスンとなります。
でも、この三人六脚とも言える体制ができると、自宅での練習の内容も濃くなり、上達も目に見えて速くなります。
私の過去の指導経験から、やはりコンクールで上位に入賞する生徒は、”普段の1回1回のレッスンをとても大切に考えてくださっている保護者の方のお子さんである“ということが絶対条件だなと感じます。
いくら生徒自身が真剣に取り組んでいるつもりでも、レッスン中に矢継ぎ早に発せられる講師の言葉を、100%その場で即座に正しく理解できる子供はそう多くいません。
だからこそ、後でレッスン内容を振り返る際に、やはりその場にいたもう一人の大人である保護者の方の力というものが必要となるのです。
私は、コンクールで上位入賞を狙うことを望む生徒や保護者の方には、現状この体制を整えることができるかをよく考え、ご家庭の準備ができたらエントリーを進めていくことをお願いしています。
ピアノを演奏する際には、たった一人で舞台に立つことが多く、常に孤独感がつきまといます。だからこそ、周りのサポートが重要です。
実際に私自身も、自らが取り憑かれたように何時間もピアノに齧り付いて練習するようになった日までは、母の強力なサポートは必須でした。
コンクールを幼い年齢の頃から本人や保護者の方の意思に関係なくゴリ押しで進めることはポリシーに反するので絶対に私はしないのですが、”本気で音楽の道で何か成し得たいと思っている”と感じた生徒に関しては、途中で脱落することなく最後まで精一杯やり遂げてもらいたいと思っています。
誰かに認めてもらう・見つけてもらうというハードルが存在するコンクールは、自分の望む結果となれば自己肯定感が爆上がりしますが、厳しいことを言うと、その反対に”中途半端なことをやって得られること”はたかだか知れていますし、それならやらない方が良かったのでは?と思うことは多々あります。
それはコンクールだけではなく、発表会など誰かの前で演奏するという行為そのものについても同じで、ほどほどに真剣に向き合ったつもりでも、細部まで気を抜かずやり切ったとは言えない場合には、その過程で感じる自分を成長させる感情なども割愛され、得るものは想像以上に薄いです。
今は検索すれば、自身と同じくらいの年齢の子供がyoutubeなどで演奏動画を気軽に発信している時代。そんな中、自分よりも上手に演奏している子のパフォーマンスに触発されることも多いでしょう。
しかし、これらは前述のような様々なサポートにより成り立っている演奏なのです。
時には生活全般がピアノのためにあるように、親子で同じ目標に向けて切磋琢磨できた時、初めて人よりも秀でた演奏ができて、コンクールでも認めてもらえるようになるのが現実です。
コンクールは本選に進んだ時、受賞できた時に初めてフォーカスが当たりがちですが、実際は何度も予選落ちをして悔しい思いをしたり、本選まで進んだものの自信があった演奏が認められなかったり…そんな悲喜交々のドラマが当たり前に繰り返されている世界です。
なかなかコンクールに挑む姿勢はお話する機会がないのですが、今後コンクールに挑戦してみようと思っている生徒がいれば、ぜひ参考にしてください♪