澤田みづえの音楽活動ブログ

ピアノのビギナーレベルのレッスンについて

未就学児はもちろん、小学生〜大人などでもピアノをはじめて1年位のビギナーの方
全てにあてはまるレッスンのテーマについて今回はお話したいと思います。

当方のレッスンでは、このような時期の生徒さんに対して特に気をつけて見ている事は…

☆ なるべくいつも楽譜を見て、手を見ないで弾く

☆ 手の形、指の形を正しくする 

☆ 脱力を意識させる

これは、上級者と呼ばれる人達でも稀に出来ていなかったりする落とし穴なのですが、
意外とこれを全てやらせようとすると本人にとっても、指導者にとっても大変な労力があります。
なので、うやむやにして見て見ぬふりをしてしまい放置している指導者も中にはいるようです。

曲のレベルアップに伴い技術の日々の鍛錬はその後もちろん必要ではありますが、
前述の3つの項目が意識して自発的に出来るようになると(万が一技術がついていかずまだ出来ない段階
だとしても、指導者に言われる事なく自分で直そうと意識出来るようになるだけでも凄い事です)
ピアノの演奏者としての土台はまずしっかりとしていると私は考えます。
なので、そこは私はうやむやにしません。

次のブログでは、この3つの項目はなぜ大切なのか、またどのような面を具体的に指導していくのかを
解説したいと思います。