現在、当ピアノ教室では日曜、祝日以外の平日〜土曜日まで毎週連日レッスンを行なっています。

先日ほぼ全員の生徒さんに発表会の曲の楽譜を渡し終えてからというもの、生徒さんたちにもエンジンがかかったようで、リラックスしたいつものレッスンの空気の中にも”さぁ、今年もやるぞ！“という引き締まった空気が生まれ始めました！

これは毎年のことではありますが、ピアノの上達の上でとても大切な空気なんですよね。

いつもは難しそうな部分に来ると、無理をせずに回れ右！して逃げそうになっている生徒さんも（笑）、発表会の曲に対しては譜読みの段階から目つきが違う！

発表会でやってもらう曲は、どの生徒さんにとっても普段やっている曲よりもレベルが高いので、出だしからもう？？チンプンカンプン？？なことも多いのですが、『先生！ここ、お手本でちょっと弾いてみてほしい！』とか『左手が難しいから、いつも弾けなくて止まるところに自分で注意を書く！先生赤ペン貸して！』とか、私はあくまで指導者としてそこにいるだけでなく、生徒さんが自分で考え、解決できない時のサポート役でそこに存在しているように思います( ＾∀＾)

先生に言われることをただ待って受け身でレッスンを受けるのではなく、生徒さん自身が出来ないことがあった時にどうやったらそれが出来るようになるのかを考え、失敗しても良いからまずはやってみよう！と目の前のことにがむしゃらに立ち向かっているこの姿は、やはり発表会の曲に挑戦している今の時期だからこそ見られる（風物詩みたいな言い方ですが。（笑））生徒さんたちの姿です。

本番までの間、この頼もしいみなさんの姿を見ているからこそ、発表会本番では生徒さんたちを心から信じてステージに送り出すことが出来る。

その晴れやかな日の演奏後に見られるとびきりの笑顔を今年も想像しながら、私も精進してまいります！