当スクールには、今年も音大を受験する生徒がいます。
これから2月まで、いよいよそろそろ本腰を入れる時期。
自分の母校(しかも同じコース)を受験するということもあり、私も自分の師匠を
紹介して「うわー、そうそう。こんな感じだった!音大受験って。」な、緊張感を生徒と一緒にじんわりと味わっております。
私が卒業した東京音大のピアノ演奏家コース(世間では通称”ピ演”と呼ばれています。)は、ピアノ科と呼ばれるコースとは専科が分かれており、試験曲目も格段に多く、審査基準、合格点も高いためかなり合格するのが厳しいコースです。定員人数などは決まっておらず、実技試験等においてある一定以上の点数をとれた受験者だけが合格できるシステムです。
合格点に満たない人を人数合わせのために合格させるいわゆる”補欠合格”みたいなものはありえないので、その学年によってかなり人数が違う事もしばしばです。
そんなわけなので、今年もかなり厳しい戦いになるのではと思いますが前述の生徒には、ぜひとも夢を叶えて合格の切符を手に入れてほしいと願っています。「先生!!受かりました!!!」という晴れ晴れとした第一声は何よりも嬉しいものです。
その声がすべての受験生から聞けるよう、私も本腰を入れていきます。