澤田みづえの音楽活動ブログ

イブイブ

最近ではこんな風に呼ぶらしいクリスマスイブ前日の本日。この単語は会話で使ったことはないですが〜。

世間でいうこの3連休、私はその内2日間はお仕事です。特別感がまったくありません!

明日のクリスマスイブもお仕事なのでたいしたプランはないのですが…チキンくらいは食卓に並ぶかな?

テレビでは、クリボッチ(一人ですクリスマスを過ごすことらしいですね)商戦についての特集が。

一人で過ごす人のためのケーキやカップル禁止区域を設けた飲食店(しかも数個あるコースメニューの名前が、”クリスマスなんて関係ないさ”みたいな、口にするだけで余計に寂しさを助長させそうな微妙なネーミングばかり。。)など…(笑)そこまで必要かい?という気遣いように、これマスコミに踊らされているだけかもな〜なんて思って見てしまいました。

私の住んでいたハンガリーもそうでしたが、外国においてのクリスマス当日は外出などを控えて家族と厳かに家でキャンドルを灯したりして静かに過ごすもので。日本のどんちゃん騒ぎのような風習はないのです。 

そのかわりクリスマス当日までの数週間は各地でクリスマス市というものが開催され、クリスマスの準備で盛り上がります。

そこには手作り感のある伝統の絵付けが施された食器やジンジャークッキー、ペイントした卵の殻の飾り、皮の手袋…などなど…冬の生活にあるとほっこりするような品物のお店が並びます。

クリスマス市にはホットワインのお店も必ずあるので、寒空の下マグカップに入った熱々のホットワインをいただくのも定番です。甘くて、シナモンの良い香りもして。学校でピアノのレッスンを受けた後、立ち寄ってホットワインを飲むと、またリセットされて頑張れたことを思い出します。

日本は新しいことやモノがあふれていて、日々流行るものも進化?し続けていますが、こういった定番の文化に関してはヨーロッパの方がはるかに豊かだなーと感じます。やはり定番という土台を大切にしているからこそ、それぞれの過ごし方についても誰もとやかく言わず、守られていくのだと思います。